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August 27, 2006

「グエムル」

"괴물"

韓国映画「グエムル」を試写会で観てきた。

「グエムル」は魚が変異した巨大生物。ということは楳図かずお先生の「怪獣ギョー」みたいな感じかと想像していた。まあちょっとは似てるけど、あんなかわいいものではなかった。ひたすら邪悪で醜悪。気色悪い。
(「怪獣ギョー」の画像がありました。やっぱり似てるか?http://blogs.yahoo.co.jp/gongzilla1967/9693919.html

それにしても冒頭描かれている「グエムル」誕生の原因のなんとマヌケなこと。アメリカ人は韓国をあの程度にしか見ていない、ということを言いたいんでしょうか。

私は日本の怪獣映画の着ぐるみ演技って血の通った感じで好きなんで、CGを駆使した「グエムル」の動きにはイヤーな感じを持った。でもCGでよかったのだ。見る側が感情移入するようなものではない、駆除すべきモンスターだからだ。「キングコング」みたいな感情がある生物でもないらしい。だからゴジラやモスラのような呼び名もつけられず、単に「怪物(グエムル)」とだけ呼ばれているのだろう。

この怪物に愛娘ヒョンソをさらわれた一家が、自分たちの手でヒョンソを救うべく力を合わせて、立ち向かう。彼らには超人的な力や頭脳があるわけではない、普通の人間である。だが家族しかヒョンソを救えるものはいない。彼らの命がけの戦いが、ときにユーモアを交えながら描かれる。俳優の良さとあいまって、家族のキャラクターがこの映画の魅力のひとつ。ソン・ガンホ扮する父親は、あの事件をきっかけにまともな大人になれたのだろうな。


ところで、予告編で観た「王の男」は、うわさにたがわず面白そうだ。イ・ジュンギの美しいこと。この人には(絶対不可能だが)犬坂毛野になってもらいたいと思った。(9/24追記)あるいは、「カムイ伝」のカムイが扮するおかま口調の剣士とかもぴったりだと思う。

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Comments

TBありがとう。
ソン・ガンホ扮する愚直なオヤジは、結局なーんも変わっていません。いつでも、身体をはれるんです。
でも、また普段は、果てしない日常のなまけもののオヤジに戻る。そこが、魅力なんじゃないでしょうか。

Posted by: kimion20002000 | September 26, 2006 at 12:11 AM

読んでいただいてありがとうございます。

自分が売店の主人にならざるを得なくなった分、以前よりはしっかりした人になったと思うんですよ。金髪もやめたし。

でも、おっしゃるとおり、やっぱり基本的にはちゃらんぽらんのオヤジのまま、でも男の子のためにはがんばれる、って考えたほうがそれらしいし魅力がありますね。

Posted by: U-MAA | September 27, 2006 at 01:32 AM

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